自分の「気持ち」に気づくことで、新しい世界が見えてくる。

大森百合子、ライター

タイプを勉強していると見えてくる、自分のウィークポイント。下位(5番目以降)の認識機能は、ついつい無意識に良くない使い方をしてしまいがちですよね。

ですが、下位の認識機能でもきちんと学んで”意識”して使用することで、新しい世界を開くきっかけにもなります。

今回は、ESFP(Fi高め)の私が、INFJ(Fi低め)のエリカさんにお話を聞いてみました。

ーエリカさんは成長コースを終えられ、現在はタイプトレーナー養成コースに通われているんですよね。長い間タイプを勉強されていますが、ご自身では何か変化を感じたりするのでしょうか?

やはり、自分がよく見えてきました。

Fiが低い=「自分の本当の気持ち」に気がつきにくい、という側面もありますよね。

そして、怒り、悲しみというマイナスな時にやっと気がつくということも。

以前、自分の誕生日にこんなことがありました。タイプを勉強し始めて2年くらい経ったときかな。子供達からの「おめでとう」の言葉とか、お誕生日のお手紙とか、そういったものも特になくて笑でも、特に気にしてなかったんです。

ただその日、ふとしたことで子供を叱り言い返された時に、自分でもビックリするほと泣きながら怒ってしまって。そのことについて後から分析(Ti)をしてみたら、「誕生日くらい、ハッピーな気分でいたかったし、家族の繋がり(Fe&Fi)を感じたかった」という自分の気持ち(Fi)をやっと自覚しました。

家族からの気持ち(Fi)を感じられない悲しさを抱いている自分に気がつけたんです。

ーなるほど…!逆にそういった場面がないと、ご自身のFiに気が付きにくい、ということなんですね。

はい。私はタイプの勉強をすることでやっと、「心を感じる」ことを意識できるようになった、という気づきにもなった出来事でした。

最近では、「嬉しい気持ち」を感じることも増えてきたんです。

ーそれは素敵です!どんな時だったんですか?

トレーナー研修の一環ではるみさんの個人セッションを受けていた時のことです。
人に合わせすぎる私を心配し、「もっと、自分はこういう人間なんだ、 というアイディンティティを持っていいの。人に合わせすぎる必要はないんだよ。」と言ってもらえて。

「そういう風に言ってくれる人を、ずっと待ってた!」というほど、嬉しかったんです。

ーとっても良いFiですよね!

そんなはるみさんの言葉を聞いて、訳もなく涙が出てきたんです。人に合わせすぎて疲れてしまい、でもそんな行動をやめられないのは自分でもわかっていたことですが、人に言われることでやっと肩の荷が下りたというか…。

やはり、嬉しかったんですよね。こうした事を自分に伝えてくれる人と出会えた、出会いにも嬉しくなりました。

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(はるみ)えりかさんが自分を知った上で自分のペースで話す時 (つまり自分のアイデンティティを知っている時)とても穏やかな印象で、癒しの存在に思えます。私もえりかさんとの出会いに感謝してます。

「成長」は、成長コース終了後も続く!

月に2回というペースでタイプの世界に触れ、より深い理解を得られることで人気の成長コース(5月から始まるコースは参加者16名!)。ESFPのも目下受講中です。

今回は成長コースを終えたISFPさんに、成長コースの感想と成長コース後、どんな変化があったかについてインタビューしてみました。

成長コースを受けようと思ったきっかけは何ですか?

タイプセッションは2年ほど前から受講していて、8つの認識機能セッションをほぼ受け終えたタイミングで成長コースが開設されたんです。面白そうだな、と思い気軽に受けることに。

ー成長コース、内容はいかがでしたか?

同じメンバーで継続的にセッションを受けるので、沢山の学びがありました。その中には、葛藤も多かったですね。

ー葛藤というと…詳しく教えていただけますか?

例えば、セッションに参加している方の意見に対して、自分の価値観・主観で良い、悪いを判断してしまったり…。そこで原因不明のモヤモヤを感じてしまうことも。

ですが、成長コースの後にも「アーキタイプ」セッションに参加したり、別の成長コースのグループのセッションに継続的に参加することで、違和感やモヤモヤの原因が見えてきたんです。

ーそれは凄いですね!原因はなんだったのでしょうか?

違和感やモヤモヤの原因は、自分の価値観や主観(Fi)が強すぎたのかもしれないということです。

ここを上手く客観的(Ti)に切り替えることが出来るようになり、自分の中で葛藤が起こった原因を、より深く理解できるようになったんです。

ーわかります!!主観(Fi)が強いタイプの場合、客観的(Ti)にモードを切り替えることで、急に色々なことが理解できたり、説明できたりするようになりますよね。

実は私も、セッション中に先生がESFPの悪いところばかりを延々と言っているような気がしてしまって…思わず頭に血が上り、周囲の人もわかるぐらい耳を真っ赤にして怒ってしまったんです。

暫くはそれが「個人的な攻撃」であると思い込んでいたのですが、実はそれが自分の「思い込み」/「気のせい」であり、主観(fi)に過ぎないことに、成長コースの途中で気が付きました。

それ以来、以前なら夫の発言で「え?それ、私へのイヤミ?」と反応してしまったことでも、1つの客観的な意見として受け入れられるようになったんです。無意味な喧嘩も随分と減りました。

私は良くも悪くも物事に対して主観的な考えの持ち主なので、その事実に気づき上手くその自分の主観的な世界から飛び出していくことが、より深い理解や成長に繋がっていくのではないかな、と個人的には考えています。

このFi/Tiの切り替えというのはきっと全タイプに共通する課題ですよね…。ここを乗り越えないと、本当の成長はないな、と私も凄く思います。逆に言えば、ここさえ攻略すれば、加速度的に理解が深まるのでは、とも。

はるみさんコメント

私自身の体験ですが、2年前アメリカでセミナーに行った時に、ブラジルで活動してたタイプトレーナーとお喋りしていたんです。

その方が私のタイプについてお喋りしていて、(「ENFJって現実見えてないよね」など😅)、私は凄くショック受けてしまい、周りが見えなくなって、心臓もドキドキで心が痛くなりました。

最初は「何この人???」って思いました。

それに、そこから気持ちを切り替える努力はものすごく難しかったし、自分の現実をみるのも辛かったのは覚えてます。

でも「この人はただ普通に自分の知識をさっき会ったばかりの私に伝えてるだけなんだよね」って自分に言い聞かせた上で気持ちを切り替え、またその方とは積極的に話し掛けました。

その切り替えに慣れて来ると、自分から逃げることなく自分と向き合う姿勢が育つと思います。