私のタイプストーリー(ENFJはるみ)

私のタイプストーリー(ENFJはるみ)

今回はタイプLABの設立者である権藤晴美さんにインタビューをさせてもらいました。タイプLABに情熱をかけている晴美さん。彼女の情熱のルーツとは…!

—–早速ですが、晴美さんとタイプとの出会いはいつですか?

タイプの存在は高校の時から知っていました。アメリカでは授業の一環としてタイプの診断を受けました。向こうではタイプをMBTIと呼ぶんですが、日本人が「血液型は?」と質問するのと同じように、「あなたのMBTIは?」と聞けば知ってる人はいるので、メジャーなものなんです。

タイプはその頃から面白いと思っていて、友達に16タイプ診断のリンク送ってて、「この人はこのタイプだから、こういう行動をするんだな」と考えていました。

大学院の時代、試験などで忙しい大学生を対象にしたシングル向けのワークショップをしたことがあり、そこで簡単なNSタイプに関する質問をした時のことはよく覚えています。

参加してくれたメンバーに目の前にある情景を見て何を思うか聞いたところ、Sタイプの人は「テーブル、本、スカーフ、机のサイズは〇〇cmと〇〇cm」って答えるんです。Nタイプのわたしはびっくりしましたね。Nタイプだったら「アーティストがここで仕事をしてた」とか答えると思うんです。そのとき、タイプが違うと、こんなにも違うものか!と驚きました。

—–タイプのことは高校生の時から知っていたんですね!女性は結婚や出産をきっかけに人生や仕事に変化が訪れることがありますが、晴美さんは結婚や出産をきっかけに変わったことはありますか?

主人は付き合っていた頃はINFJっぽく行動してたけど、結婚してから彼のISTPの姿が出て来て、結婚生活ではかなり苦労しました。

わたしは常に「成長」を求めるのに対して、主人は「成長」に対してはむしろ障害でした(笑)。

そういう違いがあって結婚生活では辛い思いもしましたが、「旦那は邪魔の塊だけど乗り越えた」かな(笑)。

仕事については、子育て優先で仕事を2番しましたね。

仕事に対しては常に「人の心」に興味があって、それは結婚や出産では変わらなかったです。

結局、旦那との関係をわたしが乗り越えたこと、それが結果的には自分にとっての成長につながったと思っています(笑)。

 

—–結婚や出産でも情熱が向かう先は変わらなかったんですね!むしろ、その経験が成長につながっていると。晴美さんのその情熱はどこからきているんですか?

小さい頃から人の幸せや心の苦しみを自分のことのように考えてしまうことが多かったと思います。自分のタイプ(ENFJ)の特徴なのかなって思います。

人を幸せにすることに対して使命感のようなものがあって、例えば、殺人のニュースを知ると、自分とは関係ないはずなのに「自分が無力だから、自分が何もしなかったから、この人は人を殺してしまったんだ…」と自責の念に駆られたりとか。

だから、常に「人の心」や「幸せ」が自分の頭の中にあって。例えば人からは”corny”と思われるかもしれない、でも自分では本気でそう思っている、そういう感じです。

—–コーニー??…corny…具体的にはどんな感じでしょうか…??

cornyは、誰かが「わたしは世界を救いたい!」と言ったとしますよね。そうすると、人の反応はこんな感じかも(笑)

 

だから、自分の情熱って人が聞くとcornyだと思うかもしれないと思っているので、あんまり人に話したくないところでもあります。でも、心の底では本気でそう思ってるんです。

—–なるほど!つまり、「人からはバカと思われるかもしれないけれど、本気でそう思っていること」、それが情熱の源ってことなんですね。

情熱はFeFiから来ていて、これがないと仕事が難しくなると続かない。お金やパワーが欲しいとかだと続かないと思うんです。情熱がエネルギーになるんですよ。

—–情熱をかけられる仕事を見つけられた人って幸せだなと思うことがあるんですが、晴美さんはNiは強いタイプなので、自分の情熱を見つけるのが上手かったりするんですか?

わたしはこの情熱を見つける前から、それで動いてたんです。さっき話したシングルの大学生向けのセッションもそうで、孤独の大学生のサポートだったのですが、わたしはそのときにタイプに出会ってるんですよ。これはNiじゃなくてFiの「心」だと思います。

アクションも取り続けてました。大学時代にも、忙しい大学生を癒すためのセッションを自分から企画して、人からも「勇気あるね」って言われたりしてました。自分がやっていることを人にも認められていて、だから、常にアクションは取り続けてましたね

あとは、「何でも熱心にやること」だと思います。わたしは日本に来たとき仕事がなかったので記者をやっていた頃があったんですが、その時は自分の仕事に興味が持てませんでした。それを7年間も続けていたのですが、興味がなくても、とにかく仕事は「熱心」にやりました。熱心にやると、それが情熱になります。この「興味なくてもやる」ことを続けることで、Teが訓練できたと思います。

—–情熱は見つけるものではなくて、自分でアクションを取り続けていることで、続けるためには「興味がなくても熱心にやる」ことも必要なんですね。晴美さんが情熱を注ぐタイプLABをはじめたキッカケにも興味があるんですが、日本ではまだ普及していないMBTIという性格タイプのことを広めたいという思いがあったんですか?

タイプLABをはじめようと思ったのは、幼稚園のママ友と仲良くなりたかったという下心もあるかもしれません(笑)。日本に来た当初は、日本語もしゃべれなくて意思疎通ができなかったので、どうやったらママ友さんたちと仲良くなれるかを考えたときに、自分の「人の心に寄り添う、理解する」という特技を活かせば、自分の居場所が見つけられるんじゃないかと思ったのもありますね。

—–タイプLABでの難しい課題は何でしたか?

タイプは日本ではまだまだ知られていないので、タイプを知らない人へのアプローチには苦労しました。「ネイルをやっている」というと何をしているかすぐわかるのですが、「タイプをやっている」と言っても伝わらない。そういう状況でタイプLABの活動を続けることは大変でしたし、今でも困難を感じるときがありますね。

—– タイプLABを通して実現したいことは?

女性のサポートはまず最初、夫婦関係を良くする事が一番重要って最近やっとわかりました。

わたし自身も夫と辛い時期を乗り越えたからこそ分かることもあります。夫婦関係が良くなることで、ママも子供に愛情をより一層注げるようになるんですよ。子供はなんだかんだ言って愛情を注ぐ相手です。注ぐためには、自分の中に愛情が貯まっている必要があります。ないものは注げない。そういうことなんです。親からの愛情を20年受けていたからって、その後の人生で愛がなくても生きていけるわけじゃなくて、愛は毎日必要だと思います。

素直に「自分に愛をくれ」って伝えてくる娘から学びましたね。

相手を理解することは、自分のタイプを知ることから始まります。まずは自分はどのタイプなのかをタイプLABのトレーナーとの対話を通して診断してみましょう!

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