苦難を乗り越えた母が、親子関係で悩む全ての親に伝えたいこと

こんにちは。ESFPの大森です。
前回までは、引きこもりや不登校という難しい問題を乗り越えた、ISTPとINFPの親子関係についてのインタビューの第1回目、第2回目をお届けしました。

最後となる第3回目の今回は、引きこもりや不登校という状況を脱し、本当の意味で娘さんを理解したお母さん、そして娘さんの現在までをお伝えしたいと思います。

第1回目:まさか、うちの娘が不登校に?

第2回目:本当の意味で、自分を客観視することの大切さとは

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ISTP-INFP
シリーズ パート2

ー前回は、娘さんの進路決めなども迫り、暫くタイプの勉強をお休みしている時期までお話を伺いました。

そうなんです。スクールカウンセラーの方や担任の先生とはお話ができるようになった娘ですが、なかなか進路(高校)のことが決まらなくて。焦りましたね。

娘はなかなか興味を持ってくれませんでしたが、私1人で定時制高校や、通信制の高校をはじめ多くの説明会に行きました。

中には彼女が興味を持ちそうな学校もあったのですが、最終的にはピンとこなかったようで進路が決まらないまま2月にになってしまったんです。

主人は単身赴任で不在でしたし、その頃は半分諦めかけていました。

ーそれは焦ってしまいますよね…。その後はどうされたのでしょうか?

本人は、「やりたいことがまずない」「だから決められない」という主張でした。
それでも焦っていたのですが、とある通信制高校の説明会へ行った時、
「本人がやる気にならなければ意味がない、12年間の学生生活に気をとられるよりも、長い人生に焦点を当ててください」と言われハッとしました。

それからは、あまり焦らなくなりましたね。

その後、中学の担任の先生が”全く通学の必要がなく、ネットでレポートを出せば単位をもらえる”という学校を紹介してくださったんです。

その学校には、娘も初めて興味を持ったみたいで。

説明会も行き、願書も出し、トントン拍子に進路が決まりました。

ーすごい!本当に良かったですね。

彼女の進路が決まったことで、私自身も心に余裕ができました。

卒業式にも参加でき、無事に一区切りを迎え…。

それからは娘が毎朝きちんと7:00に起きて、真面目にレポートをこなす姿も見ることが出来まして。

そこで5月ごろ、またタイプのセッションに参加しようという気持ちになれたんです。

ー久々のセッションはいかがでしたか?

娘と参加しました。先生が気を使ってグループを分けてくださったり、子供にはアドラー心理学がいいんじゃないか、とそうしたセッョンも勧めてくださったり。
私自身も、アドラー心理学による叱らない子育てなどを読み、タイプだけでなく色々な勉強を良いとこ取りしよう!という気持ちになっていました。

そして、その後。

Tiセッションを受けて、転機が訪れたんです。

というのも自分をESFPというタイプだと思っていたのですが、もしESFPであれば、SeとFiが理解しやすいはずなのに、Seは分かっても、Fiセッションは3回受けても理解できずに困惑していました。そのせいで、セッションに行くモチベーションも下がっていました。

そこで提案されたTiという認識機能のセッションは内容がスッと頭に入ってきたんです。

その気づきをきっかけに、自分はもしかしたら違うタイプなのかも?と意識し、機能セッションを数回受ける中で、本当は自分がISTPというタイプだということがわかりました。

そこからは理解できるのが楽しくて、色々と腑に落ちることが次々と出てきたんです。

ーそうだったんですね!最初自分のタイプを間違って判断すること、よくありますもんね。

それからは、娘のことも以前と比べて随分と理解できるようになりました。

例えば、娘には私にも思いもつかないような素晴らしい想像力があるんだな、と気付けたり。

以前は自分が理解できないことは、自分の脳内のファイルに入れず、理解できないまま放置していた節がありました。

ですが、今は理解できずとも、それはその子の能力であり長所なんだと受け入れるようにしています。

今でも時々「えっ?」と思う時もありますが、その時は「この子はこんな風に思うんだ」と思うようになりました。

真面目な部分を褒めてあげたり、認めたり…以前と比べ、格段に娘を認めてあげられる機会が増えたのも嬉しいですね。

娘の変化も顕著で、外にも1人で行けるようになったり、私の知り合いの飲食店でランチのアルバイトまでできるようになって…。

ー本当に凄い変化ですよね。お母さんと娘さん、お互いの努力があってこそですね。

はい。本当に良かったな、と思います。

私から見て、彼女の次の課題は、苦手な同年代の子ともう少し繋がることだと思うので、そんな風に、私が働きかけていければ思っています。

本当の意味で、自分を客観視することの大切さとは

こんにちは。ESFPの大森です。

前回までは、引きこもりや不登校という難しい問題を乗り越えた、ISTPとINFPの親子関係についてのインタビューの第1回目をお届けしました。

第2回目の今回は、タイプを受けて何度か勉強してみたものの、それでも娘さんを”完全には理解できなかった”という苦しい時期に焦点を当ててお話をお伺いしました。
第1回目:まさか、うちの娘が不登校に?

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ISTP-INFP
シリーズ パート2

ー前回、お部屋に引きこもってしまう状態から脱却したところまでお伺いしましたよね。その後の娘さんの様子はいかがでしたか?

お部屋から出てきてくれるようになって、親子関係はだいぶ改善したように思います。

久々に娘の笑顔を見ることもできてとても安心しましたね。

ー本当に良かったです。娘さんがお部屋から出てきてくれた理由として、お母さんのどんな行動が効果的だったと思いますか?

そうですね、まずは無理せずドアの向こう側からの筆談を初めたことでしょうか。娘の状況を理解する為に、自分がセミナーで勉強していることも伝えました。
引きこもりの子供に良くないと言われる言動も改めましたし…。

こちらから歩み寄りの姿勢を見せたのが、良かったのかもしれません。

ー素晴らしいです!そしてその後、タイプと出会うんですよね?

はい。私のお友達から紹介されて、興味を持ちまして。

驚いたことに、娘にタイプの話をしたら興味を持ったらしく、彼女も受けてみたいと言ってくれたんです。

なので、私が個人で受けた後、娘と2人でセッションを受けました。

ーお2人で受けて、何か気付きなどはありましたか。

Neセッションを受けた時のことなんですけど、窓の外の景色を見て、お互いが何を見ているか発表したことがあったんです。

私は「雲があって、高い建物があって、この広い道は都心の東京駅の方に行く道ね」なんて現実的なことを話していたのですが、娘は夕焼け雲を見て「あの雲の向こうに、別の世界がある」って発言して。

同じものを見てもこうも反応が違うんだ!という気づきを経て、今まで娘の発言が理解できなかった自分についても納得することができました。

娘も、NeとSeの違いは分かったみたいで。ただそれからが難しかったんです。

ー具体的には何が難しかったんですか?

初めは自分をESFPというタイプだと思ってタイプセッションを受けていたんです。

今思えば、娘とのぶつかり合いを経て感情の揺れが普段より多くなっておりいつもの自分と違う状態でセッションを受けていたので、自分のことを思考タイプではなく、感情タイプだと勘違いしてしまったんです。

なので、ESFPの2番目の機能であり、娘(INFP)の1番大切にしている価値観(主機能・Fi )の勉強会を3回受けても全く理解ができず…。

腑に落ちない、と言いますか。

はるみさんには「INFPの娘さんとの関係では、お母さんが娘さんの1番大切にしている価値観知ってあげて欲しい」と言われていたのですが、どうしてもそのことが理解できなくて。

それで、すごく苦しくなってしまったんです。

娘のことをわかってあげたいのに理解できない自分に対して、もどかしさがずっとありました。

ーたしかにISTPの方にとってFiは、8番目で理解が難しいですもんね。

認識機能の順番が真逆!

その葛藤のせいでか冷静になれず、勉強会に参加しても思うように内容を理解をすることができず(Tiが上手く使えていない状態)タイプの勉強はお休みしていたんです。

ただ娘の方は、スクールカウンセラーの方の助けを通じて月2回、学校に1人で行けるようになりました。

ただ、相変わらず授業は受けられずにいましたし、進路を決める時期も迫ってきていたんです。

どうしても彼女の進路(Te)を決めてあげたくて、「まずそこを決めないと何も始まらない!」と不安に思ってしまい、ますます冷静ではなくなっていました。そこで、彼女を本当の意味で理解するのが遅れてしまったのかもしれません。

はるみさんコメント
私から見て、娘さんの自己理解はすごく早かったように思います。4文字タイプセッションでも迷いなく自分のタイプを答えていたし、自分の強み(主機能)の勉強会はすぐに内容を理解出来ていました。その後、勉強会で習ったこともすぐに行動に移していました。

その彼女の理解の早さが、自身の問題解決に繋がったのかもしれませんね。

次回:お母さんが、娘さんを理解できた理由とは

まさか、うちの娘が不登校に?!

こんにちは。ESFPの大森です。

前回までは、Fiが高めの方・低めの方、それぞれのお話をインタビューした記事をお届けしました。

ISTP-INFP シリーズ パート1

今回からは、引きこもりや不登校という難しい問題を乗り越えた、ISTPとINFPの親子関係についてのインタビューを連載形式で書いていきたいと思います。

インタビューをお願いしたのは、ISTPのお母さん。年頃になったINFPの娘さんとの親子関係に悩み、ご自身で色々と試行錯誤する中でタイプラボに出会い、現在は成長コースに通われています。

まず第一回目の今回は、タイプを受ける前、お母さんが娘さんとの関係に悩み始めた時期に焦点を当ててお話を伺いたいと思います。

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まさか、うちの娘が不登校に?

ー今日はよろしくお願いします。現在高校2年生のINFPの娘さんが不登校になってしまった時のことについて、詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?

はい。あれは彼女が中学校に上がった後のことでした。新しい生活や部活、勉強に上手く対応できず、彼女がだんだんと学校に行けなくなってしまったのです。

よく聞いてみると、勉強についていけないことも原因だったようですが、部活の先輩や仲間との人間関係についても愚痴をこぼしていて。

その時は、「先輩なんてそんなもの」「自分から歩み寄らないとダメ」「社会はもっと厳しいよ!」などの、自分ではごく当たり前と思っていたアドバイスをしていたつもりでした。

ですがそんなアドバイスにも関わらず、あまりにも勉強もせず、部活の朝練も行かなくなってしまった娘に私もがっかりしてしまって。

そんな娘が、理解できなくなってしまったんですよ。

ここで甘やかしてはいけない、頑張らせないとこの子が将来困る!との気持ちから、厳しく彼女を責め立ててしまいました。結果、酷くぶつかるようになり…。

小学校の頃は真面目で、割となんでもきちんと出来る子だっただけに、主人も私も彼女をキツく叱ってしまったんです。

ーそうだったんですね。でも、私も子供に同じようなことを言ってしまう気がします。

その当時は、私もそれが普通だと思っていたのですが…。

今思えば、あの時彼女のことやタイプをもっと理解できていたら、あんな厳しい、自分の考えを押し付けるような言い方はしなかったと思います。

他にも彼女が勉強もせずに親に内緒で大量の漫画を買っていたことなども発覚し、余計厳しく責め立ててしまいました。その後からです、彼女がお部屋から出てこなくなってしまったのは。

ーいわゆる引きこもってしまう状態ですよね。どの位続いたんでしょうか?

お部屋にこもり、私と全く目を合わせない・会話しないなどの状態が3ヶ月も続きました。

私が仕事に行っている間に、彼女は物を食べたり身の回りのことをしていて。
これは一大事だと、沢山のセミナーや講演会に行きました。不登校の子どもへの接し方、通信制の高校で開催しているセミナー、同じような境遇のお母さんに話を聞くなど…。

勉強するうちに、引きこもりの子供たちに対して、してはいけない言動や行動を全てを、私が良かれと思ってことごとくしてしまっていたこともわかりました。
ですが、そうした勉強会へ参加した甲斐もあり、部屋からは出てくるようになってはくれました。

ただ、不登校状態は続いたんです。

ー物凄く努力されたんですね…。

では次回は、タイプの勉強を始めて娘さんとの関係がどのよう
に変化したのかをお伺いしたいと思います。

次回:タイプを習い始める。それでも理解できない娘の心に向き合う